痛かったら手をあげてとかいう言葉

スポンサーリンク

f:id:aksena:20170527105209j:plain

 僕最近凄く久しぶりに歯医者に通っているんですよ。ちょっと欠けてしまった歯があったのと、長年放置していた虫歯の治療もかねてそろそろ観念するしかないなあと・・。んで歯医者に行くと必ずと言っていいほど「痛かったら手をあげて教えてくださいね~」と言われるんじゃないかと思うのだけど、僕はこれ結構我慢しちゃって手をあげないタイプの人間なんだよね。というのも、ずっと昔の話になるのだけど僕は小学生の時から歯医者にはお世話になっていて、やっぱりこの「痛かったら手をあげてくださいね~」と言われていたんだけど実際に痛かったから手をあげたのに、「あとちょっとだから頑張ってくださいね~」ギュイイイィィィン・・・て結局のところ手をあげても手を止めてくれないじゃないですか!

 

 そんな記憶がこびりついているものだからどうしてもちょっと痛いくらいなら手をあげないで我慢してしまうようになってしまったんだよね。ただ先日歯医者さんで治療中に我慢できないくらいの痛みの時に顔がピクピクっと動いてしまったんです。そしたら先生から語気を強めに、痛かったら手をあげてください!!と怒られてしまったのです。だって手をあげたところで止めてくれないじゃんかよ~と心の中で思いながらも次からは手をあげるようにしたんだけど、後々気になって色々と調べてみたらどんな治療かにもよるのだけど、手をあげて報告するというのは意外と重要なことなんだなあと思ったのでちょっと書いてみようかなと。

f:id:aksena:20170612150620p:plain

根管治療痛すぎィ

まず僕が今現在受けているのが奥歯の根管治療だということ。根管治療とは

歯の根の管を根管(こんかん)といい、通常、根管の中には神経があります。虫歯が進行し神経まで達して痛みが強くなると、根管内の神経を取り除く必要があります。神経を取った後、根管内を消毒し、薬を詰めて細菌が入り込まないようにします。これを根管治療といいます。

http://hanoblog.com/root-canal-therapy-5540

とのこと。つまるところ大分進行が進んでしまった虫歯に対して根管内の神経を取り除いて消毒し薬を詰めるという作業のことを根管治療というのですね。

抜歯するほどではないけど重症な虫歯に対しての治療ってことなのかな

 僕は今まで比較的軽症な虫歯を削って詰め物をするという浅い虫歯?の治療しか経験していなかったのでこの根管治療というのは初めて経験する治療です。そしてこの根管治療が痛いのなんのって・・。顔はタオルで隠されてるから何をされているかは見えないんだけど、体感で感じるのは色々と器具を突っ込んでぐりぐりと神経を取り除いたり何やら細いもの突っ込んでつんつんしてたり、はたまた緩い回転でこりこり削ってたりとするんだけど、その全部が猛烈に痛いんだよ!器具をぐりぐりとかごりごりするのが痛いのは素人の想像でもわかるんだけど、細い何かの先っぽみたいのでつんつんしてるだけでもめちゃくちゃ痛いの!しかもこの根管治療って1回で終わらないんだよ。この神経を取り除いて消毒をし薬を詰めたら1回仮の蓋をして次回また仮の蓋を外して神経を取り除いて(以下ループ)というめちゃくちゃ痛みのある工程を4~5回くらい繰り返さないと次の工程(かぶせもの)にいけないみたいなので、週に1回歯医者に通うとしても1か月以上通わないと根管治療が終わらないの。んでこの根管治療での痛みっていうのは神経に触れてるから当然っていえば当然で、根管治療における「痛かったら手をあげて」っていうのはもちろん痛すぎたら麻酔を増やすとか一回手を止めるという意味もあるんだろうけど、何よりも根管内のどの程度のところまで器具が届いているかとか、神経のどこら辺に器具が触れているかという情報を知りたいということのようで。つまるところ今現在の治療深度を痛みを感じるかどうかで判断の一つにしているみたい。

 要は軽症の虫歯を治療してる時の「痛かったら手をあげて」と根管治療時の「痛かったら手をあげて」はちょっと意味合いが違うということの様です。それなら最初に根管治療というのがどういう治療で、治療の進捗具合を知りたいから痛みを感じた時点で手をあげてほしいと細かく説明してもらえれば痛みを感じた時点で素直に手をあげるのになあと僕は思うのです。

f:id:aksena:20170612150534p:plain

 痛かったから手をあげたのに治療の手を止めて貰えなかったという経験から治療時の痛みを我慢しちゃってる人って絶対多いと思う。きっと僕だけじゃないはず!後はなんか歯医者さん側のシステムももうちょっとこう進化してくれるといいんじゃないかなって思ってみたりもするんだよね。例えばなんだけど、治療中って口を大きく開けてるから基本的には喋れないわけじゃないですか。その状態で起こせるアクションが痛いときに手をあげるだけっていうのはなんていうか意思疎通の面で少し不安じゃない?例えばなんだけど、治療中の歯が痛いわけじゃなくて、くしゃみが出そうだから治療の手を止めてほしくて手をあげたのに「もう少しだから我慢してくださいね~」なんて治療続行されたら結構大変なことにならない?これ例えば治療中はボタン付きスイッチを左右の手にもって痛かったら右のボタンを押す、唾が溜まって苦しいとか咳・くしゃみが出そうとかですぐに手を止めてほしい時は左のスイッチを押すとかして歯医者さん側に知らせてくれるとなんかお互いに意思疎通ができていいんじゃないの?とか僕は思うのだけど。そう簡単にはいかないのかなあ・・?まあ、そもそもきちんと歯を磨いて虫歯になんてならなければこんな痛い思いをしなくて済むし悩む必要もない話なんだけども。みんなもきちんと歯は磨こうね?