ラギッドアーマーと偽物を比較

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f:id:aksena:20170711111135j:plain さて、XPERIA XZ Premiumのケースは無事Spigen(シュピゲン)のラギッドアーマーに決まったのですが、購入する際にAmazon上でどうも似たような見た目のケースがいくつもあったのでレビューを漁ってみてたらどうやらラギッドアーマーの模倣品?が多く存在しているようでした。ただ、Amazonの商品画像上でのぱっと見はそこまで違いがわからなくて、むしろ模倣品のがお洒落な感じに見えたり見えなかったりで面白そうだったので両方買ってみることにしました。そこで今回は正規品と模倣品?の比較なんてものをしてみようかなと思います・・!

 

XPERIA XZ PremiumのケースはSpigen(シュピゲン)のラギッドアーマーに決めました。

f:id:aksena:20170711112012j:plainということで購入したのはこちらの2つ。左がSpigenのラギッドアーマーで右がラギッドアーマーっぽいもの。パッケージはSpigenはしっかりとした箱に梱包されているのに対して、模倣品の方は実にシンプルな梱包です。

開封

f:id:aksena:20170711112329j:plainうん。これだけ見たらやっぱり違いがよく分かりません。素材は両方TPUです。ケースカラーは黒1色で上下部分がカーボン帳になっているのも同じです。ただケースの表面がラギッドアーマーはサラサラとしたマット仕上げなのに対して、模倣品の方はヘアライン加工がなされていて見た目でいうと正直模倣品の方がお洒落な感じです。後はラギッドアーマーにはSpigenのロゴが入っているのがわかりやすい違いでしょうか。

ちなみにヘアライン加工とは

ヘアライン加工とは、金属の表面処理加工の一種で、単一方向に髪の毛ほどの細かい傷をつける加工法、および、そのような加工方法による仕上げ方のこと。ヘアライン仕上げ、ヘアラインフィニッシュとも。

金属における加工処理では、旋盤で表面に傷を付ける方法で施される。表面にはつや消しの効果が生まれると共に、金属的な質感を強調する効果が生じる。アルミニウムやステンレスなどの銀光りする金属素材を中心に、家電製品や装飾品などさまざまな製品と対象として施されている。

ヘアライン加工とは - はてなキーワード

 

比較

f:id:aksena:20170711112836j:plain左がSpigenのラギッドアーマー。右が模倣品。こうして隣り合わせに比べてみるとケース表面の加工方法が違うのがよくわかります。

ぱっと見の構造はそっくりだけど、デザイン・大きさが微妙に違うな

サイズ・形状比較

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一番下がラギッドアーマーで真ん中がXZ Premiumで一番上が模倣品だよ。

おぉっと?!ラギッドアーマーはXZ Premiumをそのまんま一回り大きくしたような形状なのに対して、模倣品は形状も大きさも結構違うね?

そうなんだよ!特にイヤホンジャックの穴を見てほしいんだけど、ラギッドアーマーはかなり広めにくりぬいてるのに対して、模倣品の方は一回りくらいしか変わってないでしょ。模倣品の方は端子の部分が太いヘッドホンなんかは刺さらなかったから注意が必要だよ!

表面比較

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ヘアライン加工ってお洒落だね

カメラ部

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ラギッドアーマーのカメラ部はフチに高さがあってしっかりカメラ周りを保護してくれる作りだね。

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こっちは模倣品のカメラ部。ラギッドアーマーほどの高さはないけど、穴の位置もきちんとしてるしそんなに変わらない感じかな。

偽物だからといって極端に悪い製品じゃないってのがこれまた厄介だね。

ケース内側

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内側はクモの巣状の模様が違うね。

ここでよく注目してほしいのがケースの厚みが結構違うってところ。

材質は両方ともTPUで、ラギッドアーマーは柔らかいんだけど厚みがあって凄くしっかりしてるのに対して模倣品の方は薄いTPUケースみたいな感じで結構ふにゃふにゃに柔らかいんだよね。

だからというわけではないけど、耐衝撃性に関してはラギッドアーマーのが断然しっかりしていそうだと思ったよ。

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後は細かいところだけど、模倣品の方は全体的にサイズがちょっとおかしい感じかな?ケースをつけてみると上下方向はちょっとルーズでたわみが出るのに対して、左右方向は結構きつめでぱっつんぱっつんな感じになっちゃうよ。

まあ、こんな細かいところ気にしないって人には関係ないだろうけど・・。

僕はね、すっごい神経質だからこういうの気になっちゃうのよ。

XPERIA XZ PremiumのケースはSpigen(シュピゲン)のラギッドアーマーに決めました。 

自分の中でマット素材のものって汚れが付きやすいイメージ(色も黒色だし)だったんだけど、汚れが全然つかないどころか、ついたとしても軽く水拭きしてあげれば簡単に汚れが落ちてしまうというお手軽さ。

んで、この記事でも書いたんだけど、ラギッドアーマーってすんごい汚れが付きにくいんだけど、この模倣品の方は全然ダメ。ラギッドアーマーとは真逆で汚れやすいし傷がつきやすい。

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2~3日使っただけでそこら中に傷が入ってしまったよ。

なるほどな~。ヘアライン加工は一見お洒落だけど、傷がつきやすい&汚れやすいデメリットもあるんだね~

まとめ

さて、今回はSpigenのラギッドアーマーとその模倣品を比較してみました。やっぱり正規品だけあってラギッドアーマーは端末本体とピッタリと合う設計でしっかりしているな~と感じましたし、模倣品の方も良くできてはいるけれどもやっぱり正規品の品質には及ばないんだなと思いました。ちょっと残念なのは正規品よりも模倣品の方がレビューの数が圧倒的に多いということで、そもそも模倣品だと知らずに購入している人も多いだろうし、正規品と模倣品では金額が倍近く違うのでそこらへんをどう考えるか・・といったところなのでしょうか。

以上、ラギッドアーマーの模倣品を調べる。でした!