原画集っていいもんだよ。

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アニメの円盤を買うとか買わないとかでよく話題になっているけども、原画集とか設定資料集とかも素晴らしい作品だよね。という話。 

 

ぼくは作り手の魂がこもった作品とか熱意を感じる作品なんかが本当に大好きで、これはアニメに限らずどんな商品や物であっても同じで、作り手の魂や熱意がこもった所謂職人技を感じるような作品でしょうか。そういった作品は多少値段が張ったとしても欲しいなと思うし、かといって安いものは買わないかといえばそういう訳でもありません。魂のこもった作品はそれなりの期待をして購入をするし、大体がその期待通りもしくは期待以上の価値を提供してくれるものが多いです。逆に値段を第一に考えて作られたような価格優先の物はやっぱりその価格なりの期待しかしないのだけれど、これまた大体がその期待通りか期待以下の価値しか提供してくれない商品がぼくの体験上では多いです。(もちろん中には恐ろしいくらいコスパが良いものもあるよ)別に高いものが良くて安いものがダメだという話ではなくて、あくまでぼくの経験上での話、値段が高くても熱意のこもった作品は素晴らしいモノが多いし、そうでないものはそれなりのモノが多いというだけの話です。

だから、という訳ではないのだけども好きになったアニメの円盤やらグッズだったりと全部買ってあげたいのよ本当は。だけどもそうするにはどうしてもお金がかかりすぎるし、アニメ以外にもお金のかかる趣味もあるものだからぼくは中々円盤を購入するということができない現状です。それでも素晴らしい作品だと思ったアニメにはなんとかしてお金を落としたいなと思うけども今は定額見放題のサービスも多いから放送終了後も何度も見直せてしまうし円盤を買うのもなあって思うのも分かる訳で。同じような人多いんじゃないかなあ。

で、そんな人たちにはぜひ好きになったアニメの原画集とか設定資料集とか一度でいいから買ってみてほしいなって。

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これはSHIROBAKOの原画集と設定資料集なのだけども設定資料集は驚くべきことに400ページオーバーの凄いボリュームなのですよ。

で、普段話題になるのってやっぱり円盤ばっかりだから原画集とか設定資料集なんかは聞きなれないしよくわからないものなんだと思う。だけど原画集とか設定資料集ってアニメ円盤に引けをとらないくらい作り手の魂を感じるし熱意に触れることが出来るすごく魅力的な作品だとぼくは思うのです。しかも円盤を揃えるより金額的に楽です。

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P.A.WORKS SHOP / SHIROBAKO 設定資料集

設定資料集はこんな感じでキャラクター設定、美術設定だったりメカ設定、その作品の為に描き起こされた設定が事細かく掲載されているものをいいます。ちなみにSHIROBAKOの設定資料集はSHIROBAKOのために描き起こされた設定が「全て」掲載されている本当にディープな一冊になっています。キャラクター設定はもちろんだし、机の上の小物なんかも細かい設定があって本当に見応えがあると思います。

 

 

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P.A.WORKS SHOP / SHIROBAKO 原画集

原画集はこんな感じ。原画集は実際に描かれた各シーンの原画や作監修正なんかが収録されているものですね。これこそほんとに魂のこもった作品だなってみてて思う。こんな風に描いてるんだとか、ここは悩んで描いたのかなあとか素人ながらにも思ってみたりして、この原画1枚1枚がアニメになっているんだなあとしみじみ思うわけです。こうやって原画集や設定資料集なんかを見た後にもう一度アニメを見直すと初見では気づかなかったところに気づいたり、意識して見ていなかった小物に自然と目がいったりと、より深くアニメを知ることが出来て買ってよかったなあと思うわけです。

 

 

ということで円盤ももちろん素晴らしい作品だけども、たまには原画集や設定資料集なんていう素晴らしい作品があるということも思い出して若しくは知ってみてください。ただアニメを見て楽しい、可愛いだけで終わってしまうのではなく作り手の熱意に触れてみることで気づくこと、見えてくるものがあるんじゃないかなあと思います。